市橋織江の写真展「Orie Ichihashi - IMPRESSIONNISME -」が、ポーラ ミュージアム アネックスで開催される。

「IMPRESSIONNISME(アンプレッショニスム)」とは、仏語で印象主義という意味。写真が生まれた当時、現実にあるものを精密に再現し、記録する役割だった写真。
市橋さんは写実主義的表現の最たるツールである写真(カメラ)を使い、印象を残そうと作品制作を続けている。今回の展示は、現在までの集大成的な大型個展となる。

普通の人には普通にしか見えない風景でも、市橋さんにはシャッターを押す瞬間に、最終フィニッシュの絵やトーンが浮かんでいるのではないだろうか。それくらい彼女の視点と作品にはブレがない。
細かな色の細胞から成り立っているかのような銀塩プリントの作品を会場で見てほしい。


市橋織江
1978年東京都生まれ。2年半のスタジオ勤務後、カメラアシスタントを経て、2001年独立。数々の広告、雑誌、書籍のほか、アーティストの写真も手掛けるなど、幅広いジャンルで活躍中。今、最も注目されている若手写真家である。本人はあくまで写真家という肩書きにこだわるが、そのフィールドはムービーにまで広がりつつある。代表的な写真集に「PARIS」(PIE BOOKS)、「Gift」(MATOI PUBLISHING)がある。

展示会風景

展示会情報

ポーラ ミュージアム アネックス
http://www.pola.co.jp/m-annex/

市橋織江HP
http://www.ichihashiorie.com/

ギャラリー名
ポーラ ミュージアム アネックス
住所
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F
開館時間
11:00 - 20:00 ( 入場は閉場の30 分前まで)
アクセス
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅 」7 番出口すぐ