小林幹幸さんの写真展「スクールガールジャパン」が、新宿のペンタックスフォーラムで開催される。

小林さんがスクールガールの撮影をスタートしたのは2002年。その後、2004年の「青春トーキョースクールガール」の出版を皮切りに、計５冊のスクールガールシリーズ関連書籍を刊行。
もはや小林さんのライフワークとも言えるスクールガールシリーズ。今回の展示は、3.11東日本大震災後の東北地方での撮影を含め、これまでの集大成的な作品展になる。

「少女たちの瞳に映る、ソーダ水色の記憶。青春の光と影。誰もがあの純粋だった学生時代に戻れるようなそんな写真を撮り続けていたいと思っています」と小林氏。

思春期の複雑な心境を纏いながら生きている女子学生達。そのゆらぎの中の美しさを捉える小林さんの写真に「ドキッ」とさせられるはずだ。

小林幹幸
1963年生まれ。
広告制作会社、フォトグラファーアシスタントを経て独立。
1992年　parco promising photographers受賞。
2002年よりスクールガールシリーズの撮影を始める。
2007年　ART+COMMERCE PEEK2007受賞。
現在はファッション広告、雑誌、映像の分野で活動。
写真家集団　infinityを８人の写真家と主催。