白井綾写真展『長崎の教会』が、東京・京橋72Galleryで開催される。

約6年間、長崎の教会に通い続けた白井さん。130にも上る長崎・天草の教会群の中には、五島列島や外海など、海や崖のそばの美しい風景の中に建てられたものも多く、昔、人里離れた隠れキリシタンの集落として建てられたという歴史もある。

ハッセルブラッドで撮影。全て白井さん自身がプリントした銀塩ネガカラープリントで、大四切り20点、六ツ切3点を展示する。

8月に同名の写真集も発売する予定。

白井綾
1973年千葉県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。現在、エディトリアル、コマーシャルの分野で活動しながら、自身の作品制作も精力的に行なう。
写真集に『open field』や『COLORS』など。8月に長崎の教会を写した写真集『長崎の教会』を発表する。