渡部さとる写真展「traverse2012」が、ギャラリー冬青で開催される。

「traverse」には「横断する、横切る、ジグザグに進む、ウロウロする」という意味がある。
渡部さんは2012年前半に、秋田、山形、福島といった東北各地を回り、5月にインドネシアの島々、夏は東京や米沢、10月にはネパールアンナプルナ山脈の麓を旅した。

「今年も相変わらず東京、東北、海外を、僕はジグザグに進んでいます。『traverse』は僕の生き方そのものなのです」(渡部氏)。

今回の写真展に先駆け、10月に写真集「da.gasita」が冬青社から出版される。これは2004年から継続的に東北を撮影したものをまとめたもの。本展ではこの「da.gasita」からも展示される。

渡部さとる
1961年山形県米沢市生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ、報道写真を経験。
同社退職後、フリーランスとして、ポートレートを中心に活動。
2006年よりギャラリー冬青(東京)にて作家活動を本格的に開始。
写真集
「traverse」(冬青社/2007年)「午後の最後の日射-アジアの島へ」(MOLE/2000年)
書籍
「旅するカメラ1~4」(エイ出版/2003年、2004年、2007年、2011年)

展示会風景

展示会情報

ギャラリー冬青
http://www.tosei-sha.jp

ギャラリー名
ギャラリー冬青
住所
東京都中野区中央5-18-20
開館時間
11:00~19:00
日曜・月曜・祝日休館
アクセス
JR中央線・総武線・地下鉄東西線中野駅南口より徒歩12分
地下鉄丸ノ内線新中野駅1番出口より徒歩6分