大洲大作写真展「光のシークエンス」がENTRE DEUX ／フォーシーズンズホテル椿山荘で開催される。

「光のシークエンス」は、列車などの「車窓」に踊る、一瞬または連続する一瞬の「光」を出発点に、目には見えない光景を求めるシリーズ。ピントが合ったシャープな写真で、被写体をアピールするのではなく、心象風景を具象化している。

ステートメント
〜車窓に踊る光はいつも、目に見えない光景を照らし出す〜
《光のシークエンス》は、列車などの「車窓」に踊る、一瞬または連続する一瞬の「光」を出発点にした作品です。
ここでは、心の温度や湿度が現実の風景と重なり合い、目には見えないもうひとつの光景を映し出されています。
初めて見るにもかかわらず、確かにこの景色に出会ったような感覚「déja-vu」が見る人の脳裏をよぎる時、光は永遠に繋がる存在として、私たちの日々を照らし出していることに気づかされるのではないでしょうか。

　
大洲大作
1973年　大阪生まれ。
1994-95年　大阪国際写真センター（現、IMI 写真表現大学）にて写真を学ぶ。
1997年　龍谷大学文学部 哲学科を卒業。
ベルリン・京都・大阪のギャラリーと東京の美術館の企画展、ドイツの雑誌等にて作品を発表。横浜市在住。