ライカカメラ社は、フルサイズセンサー搭載としては世界最小レベルのデジタルカメラ「ライカM9-P」を7月から発売する。製品名の「P」は、「プロフェッショナルの要望を考慮した」シリーズであるという意味。「ライカ M9」をベースに、本体の外装には耐磨耗性に優れたヴァルカナイトを採用。ヴァルカナイトは表面が粗く、ホールド性が高まりライカM システムの伝統であるシンプルな操作性の向上にもつながっている。
液晶モニタのカバーガラスには、耐傷性が高いサファイアガラスを採用。ガラスの両面に反射防止コーティングを施し、表示が見にくい光の状況下での視認性を向上させた。
本体カラーは、ブラックペイントとシルバークローム仕上げの2種類。

●主な仕様
有効画素数:約1800万画素
撮像素子:約35.8×23.9mmサイズ(CCD)
記録モード:DNG RAW(圧縮あり/なし)、JPEG(Fine/basic)
撮影感度:ISO 160~2500

ファインダー:視野率縦98%、横98% 倍率0.95倍(50mm F1.4 ~ ∞)
記録媒体:SD/SDHCカード
画像モニタ:2.5型、約23万ドットTFTカラー液晶モニタ サファイアカバーガラス
大きさ:139mm (幅) × 80mm (高さ) × 37mm (奥行)
質量:約600g(電池含む)
本体価格:オープン

■ライカカメラジャパン
http://www.leica-camera.co.jp