ニコンイメージングジャパンは、ニコンFXフォーマット採用のデジタル一眼レフカメラとして、最小・最軽量で高画質を実現する「ニコンD600」を発表した。
約2400万画素の新開発ニコンFXフォーマットCMOSセンサー、上位機種と同じ画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載する。

「D600」は、ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラシリーズに新たにラインナップされるモデルで、ハイアマチュアやプロフェッショナルフォトグラファーだけでなく、さらに幅広い層にニコンFXフォーマットモデルを手軽に楽しんでもらうために開発。コンパクトで軽量なボディを実現しながら、上位機種に迫るほどの高画質と描写性能、操作性能、耐久性を凝縮させた。

約2400万画素のニコンFXフォーマットCMOSセンサーと、上位機種と同じ画像処理エンジン、視野率約100%の光学ファインダー、大画面で視認性に優れた広視野角3.2型液晶モニターを搭載。

また、有効画素数約2400万画素の高画素を活かした高精細なフルHD動画(1920X1080、30p)に対応し、さらに、「FXベースの動画フォーマット」と「DXベースの動画フォーマット」の使い分けができる「マルチエリアモードフルHD Dムービー」を搭載。1台のカメラでFX、DX対応の NIKKORレンズと連携してより自由な映像表現が楽しむことができ、静止画だけでなく、動画撮影機能の利便性を高めている。
価格:オープンプライス
発売予定: 2012年9月27日

●主な仕様
有効画素数:2426万画素(24.3メガピクセル)
撮像素子方式:35.9×24.0 mmサイズCMOSセンサー、ニコンFXフォーマット
記録画素数:6016×4016(L)、4512×3008(M)、3008×2008(S)
画質モード:•RAW12ビット/14ビット(ロスレス圧縮、圧縮)とJPEG(RAWとJPEGの同時記録可能)
ISO感度:ISO 100~6400 ISO 6400に対し約0.3、 0.5、 0.7、 1、2段(ISO 25600相当)の増感、感度自動制御が可能
動画記録フレームレート:1920×1080:30p/25p/24p他
ファイル圧縮方式:MOV/ H.264・MPEG-4 AVC
録音装置:内蔵モノラルマイク、外部マイク使用可能(ステレオ録音)、マイク感度設定可能
液晶モニター:3.2型低温ポリシリコンTFT液晶、約92万ドット(VGA)、視野角約170°、視野率約100%
寸法(W×H×D):約141 × 113 × 82 mm
質量:約760 g(本体のみ)