リコーイメージングは、一度シャッターを切るだけで撮影者を取り囲む全天球イメージを撮影することができる世界初の画像インプットデバイス「RICOH THETA(リコー・シータ)」を発売する。

RICOH THETAは、独自開発の超小型二眼屈曲光学系を採用することにより、上下を含む真の全天球画像の撮影を可能にした。
ポケットにも入る小型・軽量(約95g)サイズ。

撮影した画像をWi-Fiを通じてスマートフォンに転送し、専用の無償アプリによって閲覧できるほか、指先で画像のサイズや形、構図を変えて楽しむこともできる。

また専用ウェブサイト「theta360.com」にアップロードされた画像はFacebook、Twitter、TumblrといったSNSや、マイクロソフトが提供するPhotosynth®で共有することができる。

発売時は、iPhone4S、iPhone5(ともにiOS6.0以上)、iPhone5s/5cに対応しており、専用アプリRICOH THETA for iPhoneは、AppStoreからダウンロードできる。2013年の年末までに、Android™搭載機種も対応開始予定。

RICOH THETAによって、ユーザーは周囲に存在するすべての物や人などを瞬時に撮影することのできる新しい映像体験、撮影者の意図や予測を超えた光景、斬新な全天球画像を世界の人たちと共有する楽しさを体感することができる。

 
●主な仕様
撮影距離:約10cm~∞(レンズ先端より)
露出制御モード:オート
露出補正:マニュアル補正(-2.0~+2.0EV 1/3EVステップ)
ISO感度:オート ISO100~1600
ホワイトバランス:オート
シャッタースピード:オート 1/8000秒~1/7.5秒
記録媒体:内蔵メモリー:約4GB
記録可能枚数:約1200枚 ※1
電源:リチウムイオンバッテリー(内蔵)
画像ファイル形式:JPEG
外部インターフェース:microUSB/USB2.0
大きさ:42mm(幅)×129mm(高さ)×22.8mm(奥行き)
重さ:約95g
価格:オープン価格
発売日:2013年11月8日