タイムトンネルシリーズVol.30、広川泰士写真展「旅の途中〜」が5月7日より開催される。

タイムトンネルシリーズは、第一線で活躍する作家のデビュー当時の作品にスポットをあて、その発想や表現方法の原点を探る展覧会。
広川さんのデビュー当時から現在に至るまでを、銀座のクリエイションギャラリーG8、ガーディアン・ガーデンの2会場で紹介する。

ファッション、広告、CM、映画の撮影監督など幅広く活躍を続けている広川さん。
2006年からは「ゼラチンシルバーセッション」プロジェクトを立ち上げ、フィルムや銀塩写真文化を残す活動に意欲的に取り組まれ、また日本全国にある原子力発電所を現代日本の風景として切り取った
「STILL CRAZY」も、福島原発問題で、再び注目を集めている。

個人的には「TIMESCAPES─無限旋律─」シリーズが一番好き。
8×10カメラで何時間も長時間露光された写真は、宇宙の永遠の営みを感じる壮大な作品になっている。