ドミニク・メリガール写真展「プレミス / Prémisses (前提)」が、ルーニィ・247フォトグラフィーで開催される。

ドミニクはフランスの写真家で、今回が日本での初個展となる。ポラロイドカメラ「SX-70」を使って、子供達の成長を彼なりの視点で撮影。展覧会ではポラをスキャニングし、8×10のプリントで展示される。

9月10日〜14日は、作家が来日、在廊する予定。

ドミニク・メリガール
1964年生まれ。パリ在住。パリを拠点に活動している。
サンティエンヌ芸術・産業グラフィック高等学院(l'École supérieure des arts et industries graphiques Estienne)卒業。写真家であり、グラフィック・デザイナーである彼は、いくつかの奨学金を受け、アーティスト・イン・レジデンス事業にも参加している。そのうちのひとつ、ポルトガルでの制作活動が、フィリグラーヌ(Filigranes)社で出版された『ドウロ・ジュルナル・デ・ゼレモン / Douro journal des éléments』につながる。この作品は、2004年のもっともすぐれた写真作品8冊にノミネートされた。
ドミニク・メリガールは、写真を通して、時間・記憶・伝達・喪失の意味を問いかけており、彼の作品群でもそれらをうかがい知ることができる。
『テモワン S-21 / Temoin S-21』 (1994-95) : カンボジアにおける大虐殺について 【ル・ベック・アンレール社(Le Bec en l'air)刊】
『レクスピール / L'Expire』 (1996-2007) : パリのペール・ラシェーズ墓地にて撮影 【フィリグラーヌ(Filigranes)社刊】
『プレミス / Prémisses』 (1997-2012) : こども時代 【2013年にフィリグラーヌ(Filigranes)社にて出版予定】
現在は、自身が家族と過ごした家をモチーフにした『ボーセジュール(Beauséjour)』というシリーズを手掛けている。

展示会風景

展示会情報

ルーニィ・247フォトグラフィー
http://www.roonee.com/

ギャラリー名
ルーニィ・247フォトグラフィー
住所
東京都新宿区四谷4−11みすずビル1階
開館時間
12:00-19:00  最終日16:00閉館 / 月曜日休館
アクセス
東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅下車 徒歩3分