丹野清志写真展「東京1970-1990」がギャラリー冬青で開催中。

炭鉱や農村、日本各地の人や風景を撮影されている丹野さん。1970年から90年は、日本経済の成長〜バブル景気〜はじけ始める時代。その中で、東京を中心にした作品が展示されている。
日本中が好景気に沸いた時代。それ以降に生まれた世代が社会人になっている事を思えば感慨深い。

ステートメント
1980-1970年~アングラ。ナンセンス。全共闘。公害。ゼロメートル地帯。新宿副都心。夢の島。光化学スモッグ。多摩ニュータウン。万博。歩行者天国。ウーマンリブ。アンノン族。ディスカバージャパン。カップヌードル。脱サラ。夢の島公園。パンダ。オイルショック。省エネ。セブンイレブン。使い捨てライター。カラオケ。テレビゲーム。ディスコ。竹の子族。インベーダーゲーム。ウオークマン。パソコン・・・。1980年~ポケベル。テレホンカード。ネクラ。ネアカ。ロリコン。インターネット。ファミコン。ワープロ。東京ディズニーランド。テレクラ。ミニスカート。携帯電話。バブル。地上げ。地方博。東京ドーム。オタク。ファジィ。平成・・・。高度経済成長後期の1968年から1980年代後期のバブル経済絶頂期へと進むまさに"良き時代"、好奇心に誘われるまま東京の街をうろつきまわってうつした記憶の断片です。

丹野清志
1944年生まれ。
1964年東京写真短期大学(現東京工芸大学)卒業後雑誌のスタッフカメラマンを経て、70年からフリーランス。日本列島各地の都市と農魚村を巡り、見聞きした記録を雑誌、写真集、単行本で発表している。
写真集、著書多数。

展示会風景



新宿御苑


東京・豊島区大塚


多摩ニュータウン


東京・大田区昭和島

展示会情報

ギャラリー冬青
http://www.tosei-sha.jp

ギャラリー名
ギャラリー冬青
住所
東京都中野区中央5-18-20
開館時間
11:00~19:00
日曜・月曜・祝日休館
アクセス
JR中央線・総武線・地下鉄東西線中野駅南口より徒歩12分
地下鉄丸ノ内線新中野駅1番出口より徒歩6分