井上佐由紀写真展「くりかえし」が、アーツ千代田3331内で開催されている。

「永遠に続くようなものは何もない」「全てのものに終わりがある」。
この普遍的なテーマのもとに作品制作を続けている井上さんの展覧会。
繰り返し打ち寄せる波も、同じもは一つもない。
「本展では井上さんの感じる「怖れ」の中に身を置いてもらうような展示構成を目指した」そう。 
 
ステートメント
すべてのことは、いつかは終わる。
それでも、少しずつ変化しながら、くりかえし動き活動する。
そこには何の意志もない。
いつまでも続くように見えていても、
いつかは終わっていく事に恐れを感じる。
 
 
1974年福岡県柳川市出身。東京都在住。
1993年九州産業大学芸術学部写真映像学科に入学。大学ではアメリカの現代写真の研究者として知られる故小久保彰氏に師事し写真史と写真表現を学ぶ。
卒業後スタジオを経て、アシスタント経験。2010年にフランス国立図書館に作品がコレクションされる。主な作品集/個展に2008年「screen」、2009年「reflection」、2012年「意思の無い生物」がある。

展示会風景

展示会情報

nap gallery
http://napgallery.jp

ギャラリー名
nap gallery
住所
東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 209室
開館時間
12:00~18:30 月、火、祝日休館
4月26日は休廊 5月3〜5日は開廊
アクセス
東京メトロ銀座線 末広町駅4番出口より徒歩1分