鈴木達哉写真展「- Patterns in Discontinuity -」が、tokyo arts galleryで開催される。

「Patterns in Discontinuity」は、「不連続の中の規則性」という意味。
日常の中にある植物の造形。一見見過ごしてしまいそうな中に、美しい構図と重なりがある。

作品制作のきっかけ
「そんなある時、家の生垣に強い違和感を抱き、ふと目が止まった。何故だろうとよく観察していくと、無数に散りばめられた葉の中の何かを見ていることに気がつく。しかし、少しでもずれると何も感じないし、ただの植物としてしか見えなくなるのだ。この原因を探るため、観察と写真を撮り続けることにした。」

普段見向きもせずに通り過ぎてしまう対象、それらは一見すると殺伐として凡庸な対象であるかもしれない。しかし、それらの部分に光を当て、そこに美や規則性を見いだす鈴木の作品の姿勢は、日々流れてゆく混沌として多様な情報の中に身を置くわれわれに、そこからある種の秩序を見いだすことに繋がる、新たなものの見方の可能性を提示してくれる。

展示会風景


 

 

 

 

展示会情報

tokyo arts gallery
http://www.tokyoartsgallery.com

ギャラリー名
tokyo arts gallery
住所
東京都渋谷区東2-23-8
開館時間
11:00~20:00
月休館
アクセス
JR、地下鉄メトロ渋谷駅南口より、明治通りを恵比寿方面に徒歩7分。