「森村泰昌 レンブラントの部屋、再び」展が、原美術館で開催される。

森村泰昌さんと言えば、セルフポートレイトで歴史上の人物に成り代わる現代芸術家。
本展は、20年前に原美術館で開催された「レンブラントの部屋」展が、再現される。絵画的であり、写真的。「レンブラントの部屋」の作品群は、写真を志す人にとっても、「光」「ライティング」を学ぶ良い機会かもしれない。
 
ステートメント
伝説の展覧会がいま再び。名画の登場人物や女優などに自らが「なる」という手法でセルフポートレイト作品に取り組み、国際的に高い評価を得ている現代美術作家、森村泰昌。
1994年に日本の美術館における初個展として原美術館にて開催した「レンブラントの部屋」展を再現し、「森村泰昌 レンブラントの部屋、再び」展を開催いたします。約20年の歳月を経て同じ空間で甦る本展には、レンブラント絵画の魅力、人生の明暗、光と闇など、私たちが現在共有しうるテーマが多角的に提示されています。94年の展覧会終了後、当館コレクションとなったシリーズ全作品で構成される本展は、森村泰昌の表現世界を改めて見つめ直す貴重な機会となります。
 

展示会風景


「恰幅の良いセルフポートレイト 1640」 1994年 ⓒYasumasa Morimura
 

「放蕩息子に扮するセルフポートレイト 1636」 1994年 ⓒYasumasa Morimura
 

「家族の肖像・妻」 1994年 ⓒYasumasa Morimura
 

「表情研究III」 1994年 ⓒYasumasa Morimura

展示会情報

原美術館
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html

ギャラリー名
原美術館
住所
東京都品川区北品川4-7-25
開館時間
11:00〜17:00(水曜は20:00まで/入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日にあたる10月14日、11月4日、12月23日は開館)、10月15日、11 月5日
入館料:一般1,000円、大高生700円、小中生500円
アクセス
JR「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車、徒歩3分。