三好耕三写真展「1972〜」がGallery 916で開催される。

本展は三好さんが1972年から1983年まで、アメリカ滞在中に撮影したシリーズ「See Saw」「Conservatory 温室」などから現在に至る作品より、916のキュレーターでもある上田義彦さんが選んだ60点余りを展示する。

ステートメント
頭の中にあるイメージに誘われるように旅を続ける氏にとって、出会いの偶然はおのずと必然となる。三好がレンズを向けるその先には、自らの定めを悟っているかのように飄々とした表情で佇むものたちがいる。その気配や息遣いまでもが聞こえてくるような精緻なプリントが魅せる、静かなるモノクロームの世界。三好耕三の原点に迫るこれらの作品群を、是非ともこの機にご高覧ください。


三好耕三
1947年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。1986年日本写真協会新人賞受賞。
1991年より文化庁芸術家在外研修員として、アリゾナ大学センター・フォー・クリエイティヴ・フォトグラフィーで1年間研修後、引き続きアリゾナ州に滞在。1996年に帰国。現在、東京を拠点に制作活動を続けている。
近年の主な個展「YUBUNE 湯船」フォト・ギャラリー・インターナショナル<以下P.G.I.>(東京2013年)「櫻」1839當代画廊(台北2011年)「SEE SAW」P.G.I.(東京2010年)「SAKURA 櫻覧」P.G.I.(2009年)、「津々浦々」P.G.I.(2007年)、「Tokyo Drive 東京巡景」P.G.I.(2006年)、「Seagirt海
廻り」P.G.I.(2004年)、 「SAKURA 櫻」P.G.I.(2003年)、「CAMERA 写真機」P.G.I.(2002年)、「Tokyo Street 横丁」P.G.I.(1999年)、「In The Road」P.G.I.(1997年)がある。2012年Amherst College Mead Art Museum 展覧会「Reinventing Tokyo: Japan's Largest City in the Artistic Imagination」
展に参加。
作品は東京国立近代美術館や東京都写真美術館、ジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館(U.S.A.)、アリゾナ大学センター・フォー・クリエイティブ・フォトグラフィー(U.S.A.)、ヒューストン美術館(U.S.A.)などにコレクションされている。
 

展示会風景

展示会情報

Gallery 916
http://Gallery916.com

ギャラリー名
Gallery 916
住所
東京都港区海岸1-14-24 鈴江倉庫第3ビル 6F
開館時間
平日11:00-20:00 土・祝日 11:00-18:30  日・月休
入場料800円(学生500円)
アクセス
ゆりかもめ竹芝駅 徒歩2分