ペンタックスリコーイメージングは、リコーフォトギャラリー「RING CUBE（リングキューブ）」の8階を改装し、4月25日からリニューアルオープンする。

「RING CUBE」は、「写真を展示する場、鑑賞する場」としてだけではなく、写真を楽しみ、写真を通じて自己表現をしたい方々が集える場所を目指して運営してきた。

今回、さらなる写真の可能性を広げるため、｢ここだけでしか見られない｣、｢ここだけでしか入手できない｣、｢ここだけでしか知りえない｣といった新しい価値の創出を図るとともに、さらなるサービスの向上とくつろげる空間を目指す。

改装後の8階は、写真家のテラウチマサト氏にプロデュースを依頼。希少性の高い作品展示を行なっていくとともに、ラウンジスタイルの「※AWPギャラリーゾーン」として新たにオープン。

くつろいだ状態でモニターやタブレット端末での作品鑑賞や写真談義などを楽しめるよう、テーブルやイスも備え、ユーザー同士の交流の場としても利用できる。また、貴重な写真集やオリジナルプリントも購入できる。9階のフォトスペースは、従来どおり自由に鑑賞できる作品発表の場として活用する。
　
※｢A.W.P｣の名称は、世界中の写真を巡り、さまざまなコンテンツを楽しみながら知識を高め、時には驚きも得られる場所にしたいという思いから、｢Around the World Photo｣、｢Amusement｣、｢Wisdom｣、｢Wonder｣、｢Place｣といったコンセプトワードにちなんで命名した。
　
オープニング展示は、ウィリアム・ゴットリーブ（William P.Gottlieb 1917～2006）氏による、往年のジャズミュージシャン界のスーパースター達を捉えた貴重なポートレイトを展示する。

なお「A.W.P」ギャラリーゾーンは入場料500円（税込）、年間パスポートは3,500円（税込）となる。
ペンタックスリコーファミリークラブ会員は無料。
※初回利用時にA.W.P入場カード（1年間有効）発行手数料として315円（税込）必要。

メーカー系で有料のギャラリーは珍しい。賛否両論あるだろうが、有料でも観たくなるような企画展示に期待したい。