池本さやかさんの写真展「海の中のゆっくりな時間の流れ」が、本日よりギャラリー冬青で開催されている。

「水中写真」=「カラフルな熱帯魚」というイメージが強いが、今回の展示は主にモノクロがメイン。

フィルムカメラに納めた水中の生き物たち。それをバライタに焼いた銀塩プリント28点を展示。
また組み写真も3セット(カラー2セット)展示されている。

水中写真はどうしても色に目が奪われがちだが、モノクロにすることで、魚や生物のフォルムや生態が強調され、意外なほど新鮮さがある。
遮るものがない海中の、モノクロのグラデーションも美しい。

プレスリリース用の写真は1点のみだが、彼女のWebサイトには多数掲載されている。
作家が在廊している事も多いとのこと。ぜひ時間があればオリジナルプリントも見て欲しい。


池本さやか
東京生まれ。
東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業、同大学地域研究研究科ラテンアメリカ地域研究修了。
1993年朝日新聞社入社、西部本社写真部勤務、写真を始める。
1995年水中写真家中村征夫氏の師事を経て、その後フリーランス。
2000年~2002年パリの写真学校に留学/以降東京を拠点に、フリーの写真家として多方面に活動中。

展示会風景

展示会情報

ギャラリー冬青
http://www.tosei-sha.jp

池本さやかHP
http://sayaka-ikemoto.image-i.net/

ギャラリー名
ギャラリー冬青
住所
東京都中野区中央5-18-20
開館時間
11:00~19:00
日曜・月曜・祝日 休館
アクセス
JR中央線・総武線・地下鉄東西線中野駅南口より徒歩12分
地下鉄丸ノ内線新中野駅1番出口より徒歩6分