岡崎正人写真展 Lichtgestaltung「光の造形」がギャラリー イー・エム西麻布で開催されている。

1980年代からモノクロで作品制作をするようになった岡崎さん。

「バライタが作り出す美しい白と、銀の重なりによって生み出される深い黒は、写真の繊細な描写を得ることで、とても美しいプリントに生まれ変わります。
太陽の反射で輝く埋立地の泥。何層にも重なる空の雲。廃墟の窓から差し込む一筋の光。 被写体はさまざまですが、緻密に再現される質感や光線は、何かを顕わにし、何かを剥ぎ取って、美しいモチーフを生み出しているように感じます」（岡崎氏）

今回は特に、光の存在を強く感じるイメージ約30点を展示中。

岡崎正人
1959年 高知生まれ
1978年より日本大学芸術学部写真学科で写真を学び、同芸術研究所卒

主な展覧会
1986 「泥影（DEIEI）」　東京銀座･大阪コダックフォトサロン
1988 「エア」　東京銀座コンタックスフォトサロン
1996 「耽象の時 Part 1」　東京渋谷Eggギャラリー
1998 「ZONE」　横浜ギャラリークレイドル
1999 「ノスタルジア」　横浜ギャラリークレイドル
2002 「ZONE2」　東京広尾テアトル･デ･ソンスギャラリー
2005 ―MASATO OKAZAKI―「Photographs」　N.Y FOTOSPHERE GALLERY